浜松地域イノベーション推進機構は、浜松地域の中核的・総合的な産業支援機関として、中小企業に対する産業支援施策に取り組んでいます。支援地域は県西部エリアとし、当財団が産業支援のコンシェルジュとして中核的な役割を担いながら、地域の行政機関を中心に産学官金を連携させ、地域全体として効率的・効果的な産業支援を行うことで中小企業の発展を目指します。
　2020年度も地域経済の持続的な発展のため、地域の基幹産業である輸送用機器、光・電子技術の活用に対する支援を重点施策と位置づけ、「フォトンバレーセンター」「次世代自動車センター」を核として、地域中小企業がこれまで培ってきた技術力の高度化・高付加価値化による次世代産業へのシフトを推進します。さらに、生産性向上を目的とした産業用ロボットやIoT等の導入をワンストップで支援する「スマートものづくり支援デスク」を令和2年度新設し、製造現場の課題解決に向け、各支援機関と連携して地域企業を支援します。